事務所通信(2020年) ー NEWS

12 ― 年末の大掃除

 今年も残すところあと僅かとなりました。今年は自粛期間中に断捨離や掃除をしていたのです が、生活をしているとキレイさを保つのはなかなか難しく掃除前の状態に近づいてきてしまいました。

年末になると大掃除をしますが、大掃除は宮中行事の「煤払い」が原型となり、江戸時代には12月13日に行われていました。一年でたまった煤や埃、汚れを落とすことで、その年の厄や穢れを払うという意味がありました。きれいにして、新年に神様を気持ちよくお迎えするためのものです。

最近は年末ではなく寒くなる前に大掃除をする方も多いそうです。キッチンの油汚れなどは温かい日の方が汚れが落ちやすいですし、水仕事なども寒くて水も冷たいとやる気が半減してしまいます。片付けをしながら掃除をするとなかなかはかどらないので、先に片付けを済ませてから掃除に集中するのも大掃除が楽にできるコツだそうです。

今年は年末に慌ててするのではなく、早めに大掃除を済ませてゆっくりと新年を迎えたいと思います。 

税理士法人日野総研     Y・W


11月 ― 料理研究

 私の趣味は旅行です。国内旅行を自分で計画し、年に2~3回、旅行をしていましたが、今年は、コロナ禍により当分の間、旅行は行けなくなりました。4月以降は外出の自粛期間中となり、自宅にこもることが多くなりました。我が家は、高齢者家族と同居しており、家でやれることは限られていますが、私も家族も喜ぶ、新たな楽しみ方として料理の研究を始めました。

 現在のテーマはスパゲティです。ミートソーススパゲティ、クリームスパゲティ、バター醤油の和風スパゲティ、ナポリタンスパゲティ。

ナポリタンスパゲティ1つをとっても、インターネットで検索すると、何千種類ものレシピが出てきます。具や調味料の違いもありますが、短時間でできるものや、プロのシェフが紹介するものもあります。作ってみて美味しかったレシピは、太めの麺を、通常のゆで時間より1~2分長くゆでてより柔らかくし、具と合わせる前に、麺を鍋で焼いて、焦げ目をつけた少しカリカリ食感のナポリタンスパゲティでした。レシピを研究しながら、様々なスパゲティに挑戦しています。

 コロナ禍の影響で、私たちの暮らしも短期間で変化しました。いつか、国内旅行や海外旅行に自由に行ける時が来るまで、料理のレシピの研究を深めていこうと思います。さらに、次なるテーマは炊き込み御飯です。

税理士法人日野総研     R・T


10月 ― マイナポイント

 今年9月から消費活性化とマイナンバーカードの普及そしてキャッシュレス決済基盤の構築を目的としたマイナポイント事業が開始されました。マイナポイント事業は、マイナンバーカードを取得した後、所定の手続きを経て対象となるキャッシュレス決済サービスを紐付けて買い物またはチャージをした際、1人あたり5,000円を上限としてポイントが付与されるものです。総務省によると、マイナポイントにかける予算は2,458億円で、4,000万人の制度利用者を見込んでいるそうです。マイナポイント事業への申し込みにはマイナンバーカードの取得が前提条件になっていることから、私もつい先日マイナンバーカードの交付申請を行いました。申請してから発行まで1ヶ月以上かかりましたが、無事にマイナポイントの予約まで終えることが出来ました。

 9月から始まるポイント還元がきっかけで、今回マイナンバーカードを作ることとなったのですが、マイナンバーカードは今後、健康保険証としての利用や、企業が行う従業員の社会保険や税手続きのワンストップ化など、マイナンバーカードを利用した様々なサービスが導入される予定で、より一層マイナンバーカードの活用の場が広がると言われています。

 しかし、便利さが個人情報の提供と裏腹であることも忘れてはならないことで、国民の信頼を得られる運用が、今後求められるのではないでしょうか。

税理士法人日野総研     K・I


9月 ― 夏季休暇

 うちには現在4歳の娘と2歳の息子がいます。今日は動物園に連れて行こうと車を取りに行くと、エンジンがかからない。スタートボタンを押すとセル音とは異なる音はするのですが、エンジンがかからない、押せば押すほど元気がなくなる感じ、車のエンジンがかからないのは初体験だったので焦りました。

 とりあえず妻に電話をして、状況を説明し、これからまずJAFを呼ぶことを伝えました。その時に妻が、車内灯消した?と。その瞬間に思い出しました。おととい出かけた帰りにスーパーに寄り、寝ていた子供達と車で待っている時に、子供達が起き出して車の中のスイッチを押しまくっていたこと、その時に後部の全ての車内灯をつけていたこと、消した覚えがない、バッテリーだ!と同時に腹が立ちました。なんであの子達はいつもやったらやりっぱなしなんだ!妻も妻だ気付いていたのなら降りる時に消してくれても良いのに!

 とりあえずJAFを呼ぶことに。20年加入していてついに出番です。

溶けそうな暑さの中、イライラしながらJAFを待っている時に、ふと思い出しました。子供が無邪気に車内のスイッチを押しまくっていた時に、これはつけっぱなしになるなぁと思っていた自分を。今車を降りて後ろの車内灯を消すのは面倒だから、後で車を降りる時にしようと後回しにしていた自分を。気付いた時にすぐに消していたら、車を降りる時に忘れず消していたら、自分がしっかりやっていたらそもそもバッテリーあがりは防げていました。

 こうやって私は何か起きたことを他人のせいにしていることに気付きました。思えば会社でもそんなことをやっていないだろうか、おそらくやっています。何か起きた時についつい誰かの何かのせいにして、自分の行動をかえりみない。まだまだ修行が足りません。

 JAFの人は15分くらいでやってきて、5分とかからずに問題を解決してくれました。本当に感謝です!自分の至らなさとJAFの人の爽やかな対応の早さをありがたくかみしめた夏休みでした。

税理士法人日野総研 高井大輔


8月 ― 普段心がけていること

 ここ数年ですが、自分の身体の代謝が毎年落ちているような気がします。歳を重ねていけば当然のことかもしれません。中学・高校時代は、たくさん食べても体重はあまり変わらなかったことを覚えています。大学時代はジムに通ってウェトトレーニングを行っていましたが、体重を増やすために意識して食事の量を増やしていたほどです。

今は、普通に食べているだけなのに体重が増えてしまいます。20代・30代と同じ感覚でいてはいけないと思い、意識して身体を動かすことにしました。代謝を良くするために、無理のない範囲・自分の出来る範囲で身体を動かすことを心がけるようにしました。ウェイトレーニングとまでいきませんが、自宅にいて余裕がある時は、腕立て伏せ・腹筋・スクワットなどを行うようにしています。また、普段はバスを利用していますが、休日には、バスを利用せず駅まで徒歩で移動するなどしています。有酸素運動としての効果を期待して、長い時は1時間以上歩き続けます。

8月に入って夏本番になり、運動するにはあまり適さない季節ですが、定期的な運動を心がけていきたいと思っています。   

税理士法人日野総研   S・M


7月 ― 熱中症にご用心

 新型コロナウィルス感染症による緊急事態宣言が解除されたものの、ライフスタイルは大きく変わりました。私自身、一日に手を洗う回数が格段に増え、マスク着用も当たり前になり、人と接する距離や付き合い方、そして仕事の仕方の変化など、たくさんの変化がありました。

 暑くなるこの時期はマスク内が汗でぐっしょり…なんてことも。「マスク熱中症」なる言葉も聞くようになりました。マスクを着用することで熱中症になるわけではありませんが、、マスクをすることでマスク内の湿度が高くなり、喉の渇きを感じにくくなります。知らぬ間に脱水になってしまうのです。

熱中症は、体内水分の喪失、電解質バランスの崩れ、体温調節の不良等により起こります。体温調節機能は人によって異なりますので、気温が何度になったら熱中症を引き起こすというわけではなく、室内や、例え気温が20度前半でも熱中症になります。特に子供やお年寄りは体温調節がうまくいかず、気付いた時には重症化し動けなくなっている…と言うことも。

 今年4月は例年より全国的に気温が低かったのですが、5月のGWには夏日になりましたね。暖候期予報によると、今年の夏は全国で平年並または高い確率がともに40%となっていました。猛暑と毎年のように発生している豪雨災害への備えに加えて、今年はマスク熱中症にも気を付けましょう。マスクを着用していると水分補給がし辛くなります。時間を決めるなど、意識的にこまめな水分補給を心がけ、暑い季節を乗り切りましょう。

税理士法人日野総研   Y・N


6月 ― 新型コロナが収束したらしたいこと

 自粛要請に応じずパチンコ店に長蛇の列を作る人々、河川敷に密集してテントを張って寛ぐ人々、彼らの行動は世界に報道され、「世界で最も規律正しい国民」という世界の評価をすっかり覆してしまいました。もう少し想像力を働かしてくれたらと残念で仕方ありません。

新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐために自粛ムードが続いており、したくてもできないことが多いなか、ツイッター上で「世界が元に戻ったらしたいことのまとめ」を公開した方がいて反響を呼んでいます。

 「飲み会したい」、「旅行したい」など今までは普通にできていた11の「したいこと」がイラストで描かれておりそれを見た読者からもそれぞれの「したいこと」を宣言する多くの投稿が送られています。

イラストの最後には「したいことを楽しみにして過ごそう!」と結んでいて、これが作者の最も伝えたいことなのだと感じました。ただ「自粛、自粛」というのではなく、想像でもいいからその先にある楽しみに想いを馳せて、それを実現させるためにいかに今を頑張るかを考えたほうが心のバランスを保てるのだと私も思います。 

 ちなみに私の楽しみは、富士山の裾野の広大なキャンプ場に新調した幕を張って一日コーヒーでも飲みながら巨大な富士山を眺めることです。その姿を想いながら毎日を過ごしています。でもコロナが収束するまでは中途半端に河川敷など行ったりせず今は我慢です。その日が一日でもはやく来るように…

税理士法人日野総研   T・S


5月 ― 負けない

 いつも通りに桜が咲き、それに続く花々も咲いているのに、何とも心の晴れない春になっています。

 新型コロナウィルスのためです。これには触れずに文章を書こうとしましたが、何を書いても心が落ち着きません。原稿をなかなか書けないまま4月になってしまいました。現在コロナウィルスは世界中に広がりいくつもの国が封鎖状態になっています。日本も感染者数が急激に増えだしてまだピークが見えません。

 今、世界中の人々がコロナウィルスの脅威に怯え、私達日本でも皆限界を超える我慢をして、何とか乗り越えようと頑張っています。コロナウィルス禍が去った後も、元通りの生活に戻るまでの道のりはかなりのものになるでしょう。しかし、皆で心を一つにして自粛したら必ず乗り越えられます。どんなに耐えてでも、皆で笑い合える平穏な日々を取り戻していきましょう。

 私共、税理士法人日野総研では、国・各自治体が出している情報を収集し、皆様のお役に立てるよう手を尽くしております。お困りのことにつきましては、どうぞご相談ください。 

 1日も早くコロナウィルスの感染が収まり、経済が活発に動き出しますように、そしてより一層発展していきますように、心よりお祈りいたします。共に頑張ってまいりましょう。

税理士法人日野総研   M・T


4月 ― 上京から早一年

 昨年の3月に転職を機に上京し、早一年が経過しました。以前福島県の田舎町に住んでいた私もようやく方言や訛りが無くなり始めてきたと感じています。一年も過ぎれば東京の生活にも慣れてきますが上京したての頃には色々と分からないことが多くて大変でした。

 まずは、電車のホームが多すぎてどこに行けばいいのかわかりませんでした。私が住んでいた地域はホームが1番・2番ホームしかなく、1番が下り2番が上りと非常にシンプルだったので、ホームがいくつもあるのには戸惑いました。さらに電車がひっきりなしに来るので、ある意味で時刻表が必要ないのにも驚きました。福島県では多くて30分に一本くらいなので、時刻表や検索アプリは必須でした。

 あと地味な悩みではありますが、お客様と話している時に出てくるお店の名前などを聞いてもとっさには何のお店なのかわからなくて困りました。OKマートやスーパーアルプス、ららぽーとなど聞いたことが無いお店ばかりなので何のことかさっぱりわからなかったのです。言葉は通じるけど異国に来た気分で昨年は過ごしておりました。

 今ではさすがにそんな悩みもなくなり、東京での生活も充実してきました。今年のゴールデンウイークは地元福島に戻り、家族の顔を見られたらいいなと思っております。

 ぜひ皆様も都会の生活に疲れたら福島県に出かけてみてください。海も山もあって田んぼだらけの田舎ではありますが自然に囲まれて過ごす休日は、良いリフレッシュになると思います。もし福島県にいったら「ベニマル」というスーパーの食料品が新鮮でおいしいので行ってください!

税理士法人日野総研   M・W


3月 ― 年度の変わり目に

もうすぐ令和2年度を迎えますが、いつから新年度は4月に始まることとなったのでしょうか。

年度とは暦年(1月1日~12月31日)とは別に、事務・会計等の便宜上ある月日から始まることを定めて区分した、一年間の期間のことです。特に日本では4月1日~3月31日が政府の会計年度と財政法で定められているので、一般的に新年度とは4月に始まるものと認識されています。しかし明治には新年度が1月だったり7月だったりと変遷があり、4月になったのは、明治17年の6月、松方正義大蔵大臣の時のことです。当時は7月~6月が会計年度でしたが、12ヶ月の予算だと赤字になるので、会計年度を4月~3月に変更し、当期については7月~3月の9ヶ月とすれば黒字となるという目算から、年度変更を行ったのではないかと言われています。

時を少し前後し、旧暦(1年約354日)から新暦(1年365日)に改暦したのも明治時代のことです。新暦の採用は明治6年、財政難だった大隈重信侯ら政府が閏月(13月に相当)に役人の給料を払いたくないがための奇策だったそうです。こよみ(暦)を決めるのはその時代の権力者ですが、現代の私たちにとっては当たり前のことであっても、当時は様々な変化や意思があったことを伺い知ることができます。

現代の3月は子どもたちにとって進学や進級など、新しいことに備える時期です。大人になると子どもほど劇的な生活の変化はないかもしれませんが、年度末、新年度を機に思い切って新しいことを始めるというのも良いかもしれません。

税理士法人日野総研   S・H


2月 ― インフルエンザの話

空気が乾燥して寒い日が続いていますね。今年もインフルエンザが本格的に流行する季節になりました。今シーズンは例年より早く流行が始まっています。

私は娘が幼稚園に入園したころから毎年、重症化を防ぐために娘と一緒にインフルエンザの予防接種を受けています。今まで家族がインフルエンザにかかり、近くで看病をしていても私はインフルエンザになった事がありませんでした。しかし昨年は初めてインフルエンザになってしまいました。娘がインフルエンザになった時に、夜に歩きだしたり(本人は覚えていませんでした)、ひどくうなされたりしたので寝不足が続いていたため、免疫力が下がっていたようです。

日頃の手洗い・うがいやバランスのとれた食事を取る事はもちろんですが、睡眠の大事さに改めて気付かされました。

自分や家族の体調管理に充分気を付けて、寒い冬を乗りきりたいと思います。

税理士法人日野総研   Y・W


1月 ― 謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。旧年中は社員一同大変お世話になりました。

昨年は弊社組織が大きく充実した一年となりました。年初、野田が社員税理士に就任し、その後税理士の松田、税理士有資格者の寺田が加わり、総勢10名の現体制となりました。今後もお客様の成長・発展に寄与すべくさらに精進していく所存です。

さて、今年はいよいよオリンピックイヤーです。昨年は様々な競技で活躍が期待される若い世代が出現し、本当にオリンピックが楽しみです。とはいえ皆さまチケットは取れましたでしょうか。私は一次募集時にかなり厳選して申し込んだこともあり、と言っても数十万円分申し込んだのですが、一つも当たりませんでした。今思えばもっと幅広く申し込んでおくべきだったかなとも思います。

そして、スポーツと言えば昨年のラグビーワールドカップ、私はラグビーのルールも知らない完全なるにわかファンだったのですが、本当に熱くなるものを感じ、感動しました。自分たちよりも大きくて強い相手に果敢に向かっていくあの姿ももちろんだったのですが、試合以外の日本代表選手の言動や行動がまた良かったのではないかと思います。それぞれがお互いを思いやり、それぞれがチームに対して持てる力のすべてを発揮する。そんな彼らのワンチームの姿勢が、どこか背筋が伸びるような、とても魅力的な存在に感じました。

10年20年先も社会に必要とされる役割を提供し続けるために、私たちも常にワンチームで、より高い付加価値をクライアントの皆様にご提供し続けられるよう社員一同一丸となって精進して参ります。

本年も皆様にとってより良い一年となりますよう心より祈念しております。本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

税理士法人日野総研

代表社員・税理士 高井大輔