事務所通信(2024年) ー NEWS

4月 気持ちを新たに

梅、桃、桜の花が順に咲き、雨上りの翌朝には樹木の新芽が一斉に動き出し、野山が日に日に成長してゆく季節になりました。

道行く新入学生、新社会人の姿に自ずと心洗われます。希望と不安の入り混じる気持ちの中に、さあ始まりだ、出発しようという意欲に駆り立てられるような気にもなります。

『陰日向なく精進している人には、万一危機に陥ったりしても助けてくれる人が必ずでてくる』のだそうです。

取り越し苦労、持ち越し苦労をしがちな私ですが、勇気をもって心配を払い落とし、実りある一年となりますように、気を引き締めて頑張って参りたいと思います。

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3月 最高(?)の卒業式

ブレて誰だか分からない写真があります。末っ子の高校の卒業式のものです。

あの日、何事も起きるはずはないと思いつつ父母席に座りました。式が始まり、卒業証書授与となり、クラス代表が呼ばれて前へ進みます。ああ、うちの子と違って何と立派なことかと羨望の眼差しで見ていました。クラスで一番の成績を修めた人達だと思うと、それだけでまぶしく感じられました。

すると、あろうことか4番目に我が子の名前が呼ばれたのです。まさか。えーっ、言ってくれたらカメラ持ってきたのにーっ。そうだっと思いついたのがガラケーの携帯。今のようにスマホで写真が当たり前の時代ではなかったので、ほとんど撮ったこともなく、うまく撮れたこともなかったのですが、大慌てで取り出すとシャッターを切りました。それがこのブレて誰だか分からない写真です。我が家では最初で最後の大事な(?)記念写真です。

後で担任の先生に挨拶に行くと、にこやかに笑いながら第一声「成績で代表になったのではありませんよ。」と言われました。「投票です。」『はぁ。』成績が低空飛行していたのはわかっていました。体育祭には応援団をやり、文化祭にはやる人がいないからと劇の舞台に立ち、親は『そんなことをしている場合ではないのに。』とハラハラし通しでした。それでもクラス代表。喜ぼう、と自分に言い聞かせました。

あれから十数年。大学へは皆から奇跡と言われる滑り込みを果たし(合格発表は卒業式の2日後でした)、就職では1年浪人をし、と色々ありましたが、今春やっと結婚の運びとなりました。 

本人はこの世の春みたいな顔をしていますが、乗り越えなければいけない山が次々とやってくる人生の本番はこれからですよね。ガンバレ-というエールとともに笑顔で送り出そうと思います。

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2月 初の恵方巻き

2月の行事といえば節分ですね。皆さんは豆まきをしたり、恵方巻きを食べたりされますか。

私は恵方巻きを食べたことがありません。毎年食べたいなと思いつつも食べられていないので、今年こそは絶対に食べようと思っています。

恵方巻きは江戸時代から明治時代にかけて大阪で商人や芸子の方々が節分をお祝いしたり、商売繁盛を祈願して食べたりしたのが始まりという説があるそうで、豆まきよりも歴史は浅いそうです。また、全国的に広がっていったのは1998年以降だそうです。

七福神にあやかり7つの具材を巻くことで福を巻き込むとされていて、かんぴょう、椎茸煮、伊達巻き、鰻、桜でんぶ、海老、きゅうりを巻いた物が基本的な形だそうです。それぞれに健康長寿、金運、出世などの意味がありますが、具材はこれでなければいけないという決まりがなく好きな物を巻いて良いそうです。

毎年違う具材を試してみたり、自分の好きな物を選んで定番化したり、お店で売られている物の中から選んだり、手軽に様々な形で楽しめるのが魅力の一つかもしれません。私は酢飯や甘い味付けの物があまり得意ではないので、白米と海鮮と厚焼き卵で恵方巻きを作って家族と食べてみようと思います。

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