事務所通信(2025年) ー NEWS
少し前になりますが、コロナの最中に次男が結婚式を挙げました。
コロナ前に入籍し、半年後に挙式する予定で式場の予約も取れていましたが、予想だにしなかったコロナが流行り始め、あっという間に感染が広がって、式を延期せざるを得なくなりました。そしてこのコロナが長引いて、式の再延期を余儀なくされているうちに、妊娠の知らせが。ずっとコロナ禍という恐ろしい環境を乗り越え、無事に孫が生まれました。コロナは収まらないし、これでは当分挙式はないものと思っていたところ、いきなり「急だけど、式を挙げます。家族だけで。」と言ってきました。式場が二年以上は待ってくれないのだと、本人たちも悩んだ末の決断でした。
当日は式と披露宴の間、孫をみていて欲しいと頼まれて即答で引き受けました。でも、借り物の和服姿で、すっかり遠ざかっていたオムツ替えが上手にできるか不安でした。
オムツ替えと言えば、長男に孫が生まれて驚かされたことがあります。赤ちゃんのオムツ替えをしなければいけない状態で匂っているからと、長男が替えるようにと言われているのです。小ならいざ知らず、大をお父さんに押し付けるのかとショックを受けました。しかも、息子もごく自然に対応していました。そして、次男の孫誕生でこちらにも行ってみると、何と次男も大の出たオムツ替えをやらされているのです。嗚呼、これが時代というものかと認識を改めざるを得ませんでした。でも、何とも釈然としません。
そして、結婚式の当日、みんなにこにこで、可愛い孫を抱いて、告げられたのは、「昨日からう〇〇が出てなくて、二日分の時はすごい量なんだ。」と!
式が始まると、長男は手慣れた様子で赤ちゃんを見てくれて、いい子だねとみんなに言われるほどご機嫌に過ごさせてくれました。そしていざ、う〇〇が出た、と次男が言った声に身構えた時、長男が素早く乳母車に孫と替え用品を乗せて音もなく消えました。そしてしばし後、何事もなかったかのようにスッと戻ってきたのです。「大丈夫。替えたよ。」という声が聞けた時、ほっとすると共に、子供のう〇〇にもひるまない人間にしつけてくれたお嫁さんに心から感謝しました。
これが新しい時代の男女平等というものでしょうか。本人同士がそれをよしとするのならそれでいいのだ、と思え、喉につかえていたものが飲み下せたような気持ちでした。いい、いい、みんな幸せならそれでいい、と。
税理士法人日野総研 M・T
新年あけましておめでとうございます。旧年中は社員一同大変お世話になりました。
昨年一年を振り返ってコロナが明けてかつての日常が戻って来たかというと、やはり同じ日常が戻っているのではなく、アフターコロナというかつてとは違う日常が戻って来ているように感じます。たとえばWEBミーティングです。以前は画面での打合せが当たり前になることはありませんでした。そしてリモートワーク、業種によっては完全リモートワークとはいかないようですが、なかにはオフィス自体がなくなった企業もあります。完全に働き方がシフトしたように思います。これは働き方そのものもそうですが、働くということの意識も変わったように感じます。
人材不足が言われて久しいですが、各業界確実に影響が出ているように感じます。特に中小企業に影響が出ていると思います。かくいう弊社がそうです。以前はハローワークに出せば応募があり、面接で良い人が採用できたのですが、今はエージェントに依頼してさえも思うように採用が出来ないのが現状です。仕事自体が魅力的でなければ人も集まらない、仕事ですからきついこともありますし、なかなか良いことばかりではありません。その中でいかにやりがいや生きがい、幸福を感じてもらうことが出来る仕事にするのか。自己の成長に喜びを感じ、社会貢献によって自己の価値を実感してもらう。
弊社の経営理念は、“Your Success is our Business”です。お客様の成功発展こそが私たちの生業(なりわい)であり、そのために私たちはある。という存在であることを強く意識したものだと伝えています。それは自己の研鑽なくしてはあり得ない。ぜひこの価値観を、目的を、共有できる仲間と共に働きたいと願っています。
とはいえ至らぬ点も多々あるとは思います。本年もお客様の発展を全力でサポートすべく社員一丸となって精進して参ります。宜しくお願い申し上げます。
税理士法人日野総研
代表社員・税理士 高井大輔
社員一同